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台湾 淡江大学短期語学留学方法

2022-04-01

台湾・淡江大学留学 中国語語学センター。
上記をクリックすると淡江大学の中国語留学センターのページに移動します。

台湾 淡江大学短期語学留学方法

今回は台湾の新北市淡水にある「淡江大学」への中国語の「夏期短期語学留学(3週間)」についてお話ししたいと思います。いわゆるサマーキャンプとか夏季語学留学とか呼ばれるものです。

新型コロナウイルスの影響で台湾の語学留学は全面停止されています[2021/04現在]。

我が家では2017年(小学6年生)~2019年(中学2年生)までの3年間、娘を淡江大学の夏期短期中国語留学に行かせていて、留学の内容もかなり満足いくものでした。

淡江大学の他の大学のプログラムに比べて一番いいなと思うのが授業のコマ数の多さです。朝9:10~16:00(若しくは~18:00)までみっちり中国語の授業が入っています。

例えば私自身が2016年に上海外国語大学に一か月間語学留学したのですが、座学が午前中2コマと午後に文化研修が1コマといった感じで、授業時間が短く、授業以外の時間はイタリア人やロシア人と一緒にいたので英語ばかり使って、あまり中国語の勉強になりませんでした。

 

淡江大学の地図

台湾のベニスと呼ばれる港町「淡水」のMRTの駅から徒歩20分ほどの高台にある広々したキャンパスの有名私立大学です。

一週間のスケジュール

中国語語学留学タイムテーブル
2019年8月のプログラムのタイムテーブルPDFはこちらからダウンロードできます

上記のタイムテーブルを簡単に説明すると、

・日曜日の13:00~16:00の間に入学手続きを済ませ宿舎に入ります。

この時に日本から振り込んだ6,000台湾ドルを差し引いた
・34,000台湾ドル

・設備破損時の保証金1,000台湾ドル
※退寮する際に返金されます。
を現金で支払います。

・16:00から徒歩での大学内の施設案内。

・18:00~19:00、毎日この時間が夕食時間。

・19:00以降22:00までが自由時間。

・二日目9:10~12:00の間で「入学式」と「クラス分けテスト」が行われます。

・その午後からは早速授業が始まります(~18:00)。

三日目からは通常スケジュールとなり、

・月~木までは9:10~16:00(若しくは18:00)授業。

 ほぼ毎日宿題も出ます。

・金曜日は毎週、観光ツアーに出かけます。

2017~2019年の三年間はほぼ同じ内容で「淡水、北投、新北投西門台北101九份十分」など台北付近の主要観光地に行く事ができます。

留学にかかる費用

淡江大学に直接「短期語学留学」を申し込んだ場合、

合計40,000台湾ドル。(2020/03時点で約136,214円)

ここに「学費」「寮費」「三食食費」「毎週金曜のツアー代」「保険」が含まれます。

※日本の留学業者に頼んだ場合はちょっと調べたところ24万円~40万円でした。

台湾語学留学の学費の領収書
学費の領収書。

寮には給水器や洗濯機、シャワーなどはありますが、洗濯洗剤とかシャンプーとか生活にかかる消耗品は自分で準備する必要があります。

後は自由時間や土日に使うお小遣いをどう設定するかです。

うちの場合、初年度は事前に週1万円計3万円を渡してましたが、服やらなんやら買って小遣いが尽きたので、途中で2万円追加しました(笑)。

初めての台湾だったので色々欲しかったんですね。

逆に3年目は「3万円+予備費1万円」を渡して、結果的に3万円で収まりました。

航空運賃を合わせても総額20万円で収まってます。

淡江大学に直接留学の申し込みをする流れ

淡江大学の中国語センターのサイトを見てもらえばわかりますが、英語中国語で申し込みができます。必ずしも中国語ができなければ申し込みができないというわけではないです。

私のケースでは初年度英語で申し込み、2年目3年目は中国語で申し込んだのですが、3年目は「日本語」で問い合わせの返信が帰ってきました。

やったことはないのではっきりとは言えませんが、日本語対応のできる職員がいるのかもしれません。

また、申し込み自体は、

・20歳以下の学生の外出と週末宿泊の同意書。

  にチェックとサインをして、

Googleフォームで申し込み、

・保証金6,000台湾ドルを振り込む。(約2万円:返金不可)

だけで完了します。私の場合は楽天銀行の海外送金サービスを使って振り込んでます。知っている限りでは一番手数料が安いです。

 

20歳以下の学生の外出と週末宿泊の同意書…書き方

留学する方が満20歳以上なら不要です。

留学生が20歳以下の学生の場合の外出と週末宿泊の同意書

①留学する人の中国語氏名。…漢字なら日本語でOKです。漢字以外がある場合、漢字を当てればいいと思います。

②留学する人の英語氏名。…ローマ字表記。

③平日の外出をどうするかを選択。…上から「外出禁止」「一人での外出OK」「2人以上なら外出OK」。

④週末の外出をどうするかを選択。…上から「一人での外出OK」「2人以上なら外出OK」「親戚か友達が迎えに来たらOK」。

⑤週末の外泊をどうするかを選択。…上から「一人での外宿OK」「親戚か友達が迎えに来たらOK」「外泊禁止」。

⑥送迎のできる台湾在住者のリスト。…台湾に知人がいない場合は空白でOKです。

⑦保護者のサイン

⑧記載日を年月日で記入

その他知っておきたい事

・飛行機の未成年の単独搭乗は、国や航空会社によって規定が違う。

例えば
・Scoot航空は18歳以下は単独搭乗ができない。
・Peach航空は12歳以上ならば単独搭乗ができる。
といった航空会社による規定があったり、国によって
未成年の単独又は片親のみ同行の渡航に条件のある国
という規定があったりします。

未成年者の留学を考える場合、事前に調べておく必要があります。

・台湾では法律で18歳未満は18歳以上の同行者がいないとホテルに宿泊できない。

つまり入学の前日に台湾に入って一泊してから大学に入る場合、18歳以下だけではホテルに泊まる事ができないので18歳以上の同伴者が必要になります。

もし今回紹介している淡江大学への短期留学を検討するなら、入校当日の午前中便で台湾に入り、16:00までに大学に到着できればこの問題は発生しませんよね。

・桃園空港~淡江大学はどのくらい時間がかかる?

MRT(地下鉄)で桃園空港駅から台北駅(約35~50分)まで行き、赤色の淡水線に乗り換え淡水(約40分)に着いたらタクシー(約5分)かバス(約10分)か徒歩(約20分)で大学に到着。

…なのですが、台北駅内で空港線と淡水線が結構離れていたり、淡水についてもタクシーは基本中国語対応ですし、バスもちょっとハードル高いかもしれません(慣れるととても便利ですが)。

もし初めての台湾なら空港で「悠遊カード(EasyCard)」の手配、「SIMカード」の手配、「両替」など、やっておいた方がいい事もあるのでかなり余裕を持って4時間はみておいた方がいいと思います。

・夏の7月初旬~8月頭までのプランは西洋人が多い。

日本の学校の夏休みとずれているため日本人はあまりいません。日本人だらけだと自由時間に日本語を使ってしまうので、日本語から遠ざけたいのならこの期間がいいかもしれません。

・夏の8月初旬~8月下旬までのプランは日本人が多い。

日本の学校の夏休みと重なっている部分が多く日本人が多いです。年齢構成は年々変化していますが、まだやはり大学生が多いです。

・夏休みの期間を超えてるけど学校の単位は大丈夫なの?

私たちの場合は学校に相談して「出席停止扱い」にしてもらう事で「欠席扱い」にはなりませんでした。「出席停止」とはインフルエンザに罹った時などに「学校に来ちゃだめよ」と学校が行なう処置です。…でもここはやはり学校に相談する方がいいと思います。

終わりに

今回は台湾への中国語、夏季短期語学留学についてご紹介しましたがいかがでしょうか。

うちの子の場合は、HSK4級や英検準2級に合格したり語学面での成長もありましたが、やはり親元を離れ寮生活を経験したのが大きかった気がします。

もちろん子供に限らず、大人になっても時間が作れるようであれば台湾留学、悪くないと思います。