世界で最も話されている言語2021
2023-01-23
世界で最も話されている言語2021。
中国語を勉強している人って、いろんな言語がある中でなぜ「中国語」を選択したのか、理由は様々だと思いますが、
・世界で一番母語話者数が多いから。
・中国の世界に対する影響力が高まり使える機会が増えそうだから。
・中国人観光客や移住者が増加してるから使えそう。
なんて理由の方は少なくないと思います。
そこで興味深いデータがあり、世界最大級の統計会社であるドイツの「Statista」の発表によると、直近の2021年3月30日の統計では、中国語話者数は11.2億人で英語の13.48億人に次ぎ第2位でした。
[参照:The most spoken languages worldwide in 2021]
話される言語のランキングとしては、
1位.英語13.48億人
2位.中国語11.2億人
3位.ヒンディー語6億人 ※インド中北部で話されるインドの公用語。
4位.スペイン語5.43億人
5位.アラビア語2.74億人
6位.ベンガル語2.68億人 ※インド東部やバングラデシュで話される。
7位.フランス語2.67億人
8位.ロシア語2.58億人
9位.ポルトガル語2.58億人
10位.ウルドゥー語2.3億人 ※インド北部カシミール等で話される。
11位.インドネシア語1.99億人
12位.ドイツ語1.35億人
13位.日本語1.26億人
14位.マラーティー語0.99億人 ※インド中西部で話される。
15位.テルグ語0.96億人 ※インド南東部で話される。
となっています。
なんだか面倒くさいのは、インドでは憲法で公用語をヒンディー語と英語としつつ、更に憲法で22の指定言語を定め、州公用語というのがあり、それが上記の(※)書きの言語達です。インドで話される言葉をまとめると12.93億人という驚きの数字です。
でもまあ、中国語話者数が2番目に多かったのは中国語学習者としてはいい事です。
ちなみに日本の文部科学省が発表した「英語を公用語・準公用語等とする国」というレポートによると、英語を公用語・準公用語等とする国は54か国に及び、その人口の合計は2,107,312,000人(約21億人)になるそうです。
ウェブと現実世界でもっとも使われている言語
しかし「Statista」は2015年12月15日には「ウェブと現実世界でもっとも使われている言語」という統計も発表していて、それによるとインターネット上で使われているのは54.4%が英語と圧倒的多数で、次いでロシア語(5.9%)、3位ドイツ語(5.7%)、4位日本語(5.0%)となっていて、中国語は2.2%で8位という結果でした。
[参照:Languages Most Used On the Web vs. IRL]
※IRL…In Real Life. 現実世界。
ネット上で使われる言語としては、
1位.英語54.4%
2位.ロシア語5.9%
3位.ドイツ語5.7%
4位.日本語5.0%
5位.スペイン語4.7%
6位.フランス語4.1%
7位.ポルトガル語2.6%
8位.中国語2.2%
9位.イタリア語2.1%
10位.ポーランド語1.9%
となっています。
まあ、中国語学習者として残念な事は、今後中国語が世界の共通語になる…日は遠そうだなって事ですね。
しかし、アメリカのニュージャージー州に本社を置く語学教育企業・ベルリッツ(Berlitz)などの発表「世界で最も話されている言語/The most spoken languages in the world」でも英語と中国語は桁違いに話されているので、きっと中国語を選択した事は間違ってないと思います。
また今回も全く中国語の学習になっていませんが、皆さん、中国語の勉強、頑張りましょう♪
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