中国語自動翻訳サイトまとめ
中国語自動翻訳サイトまとめ。以前、中国語の辞書サイトを紹介させていただいたのですが、今回は「自動翻訳サイト」を紹介したいと思います。
ネット上には本当にたくさんの自動翻訳サイトがありますよね。でも、どのサイトがいいのかってなかなか分からないと思うので、ここでは僕が使ってみていいなと思うのをいい順に並べてみました。
テストに使った文章は仕事の取引先の莉迪亚さんが中国から送ってきたネイティブの文章を使いました。
莉迪亚さんは仕事柄、英語はわかるようなのですが日本語は全くわからないようなのでこの原文は一切遠慮のない現代中国人の使う中国語だと思います。
[原文]
您好,我们已经在上周六将货物打包好并准备发货了,不过因为是周末,我们这里的快递没有上门取件,所以货物今天才发出去了。
僕の訳で申し訳ないですが、こんなこと書いてます。
[模範訳文]
こんにちは。私達は既に先週の土曜日で荷物を梱包し発送の準備をしていたのですが、あいにく週末だったものですから宅配便が会社に取りに来ませんでした、なので荷物は今日になってやっと発送しています。
・自動読み上げ機能あり。
・音声入力機能あり。
・ピンイン表示あり。
・ブックマーク機能あり(翻訳にスターを付ける)。
・Office WordとPowerPointの書類が訳せる機能なし。
[自動翻訳結果]
こんにちは、先週の土曜日に商品を梱包して発送の準備をしましたが、週末なのでここの宅配便では商品を受け取りませんので、本日発送されました。
・自動読み上げ機能なし。
・音声入力機能なし。
・ピンイン表示なし。
・ブックマーク機能なし。
・Office WordとPowerPointの書類が訳せる機能あり。
[自動翻訳結果]
こんにちは、先週の土曜日に商品を梱包して発送準備をしていたのですが、週末ということもあり、こちらの宅配業者が集荷してくれず、今日になって商品が発送されてしまいました。
・自動読み上げ機能あり。
・音声入力機能なし。
・ピンイン表示なし。
・ブックマーク機能あり。
・Office WordとPowerPointの書類が訳せる機能なし。
[自動翻訳結果]
すみません、先週の土曜日に荷物を包装して出荷する準備をしましたが、週末なので、ここの宅配便は荷物を取りに来ませんでした。
個人的な意見ですが、この3つの自動翻訳サイトは結構使えます。
今回の翻訳だけ見てみると「Baidu翻译」については、「您好」を「すみません」と訳していたり、「所以货物今天才发出去了。」の部分が訳されていなかったりしますが、通常はもう少しいい仕事をします。でも、「您好」を「すみません」と訳しているあたり、日本人っぽい喋り出しをわかってる感じしますよね。
機能面だけでいうとやはり「Google翻訳」が充実してますね。
・自動読み上げ機能あり?
・音声入力機能なし。
・ピンイン表示なし。
・ブックマーク機能なし。
・Office WordとPowerPointの書類が訳せる機能なし。
[自動翻訳結果]
こんにちは、私たちは先週の土曜日に商品を梱包し、出荷する準備ができていましたが、週末だったので、私たちの宅配便は、今日だけ出荷のためにドアをノックしませんでした。
・自動読み上げ機能あり。
・音声入力機能なし。
・ピンイン表示なし。
・ブックマーク機能あり。
・Office WordとPowerPointの書類が訳せる機能なし。
[自動翻訳結果]
こんにちは、私たちは土曜日にパッケージ商品と出荷の準備ができているが、それは週末ですので、私たちは宅配便をピックアップするドアがないの
・自動読み上げ機能あり。
・音声入力機能なし。
・ピンイン表示あり。
・ブックマーク機能なし。
・Office WordとPowerPointの書類が訳せる機能なし。
[自動翻訳結果]
こんにちは、私たちはすでに先週土曜日に貨物を梱包してそして出荷したつもりで、ただゆえに、週末で、私たちのここの速達は訪問して件を下ろさなくて、だから貨物は今日やっと送りました。
この3つの自動翻訳については気になるところを赤字にしてみました。気になったのは辞書や翻訳が専門のWeblioで「快递」を「速達」と訳しています。今でこそ宅急便が当たり前ですが、宅急便サービスが浸透する前は、「快递」は「速達」を意味していました。あと「货物」も「貨物」で間違ってないですよね。ただ他の自動翻訳では「商品」や「荷物」と訳しているように、この文章内容だと「貨物」より「荷物・商品」と訳すのがふさわしいように思います。また「ただゆえに」の部分もそうですがWeblioさん、古き良き昭和時代の言葉遣い翻訳って感じです(笑)。
上で紹介した以外にも、
■楽天Infoseekマルチ翻訳
■So-net翻訳
■Fresh eye翻訳
■excite翻訳 for @nifty
など自動翻訳サイトはたくさんあります。
結局は使い慣れた1,2サイトを使って「DeeoL」のように特殊な機能があるものは必要に応じて利用するというのがいいのではないでしょうか。